楝色のゆめにっき、

こちらは記録した夢をぽろぽろとこぼしていきます。自分の環境を小話も落としていきます。

✦⑦ゆめ

こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
今回の楝のゆめ


父親が和食の小料理屋をやっている。
母は手伝いとしてホールにいる。
自分は2階で恋人を待っていた。
夕方になり姉と姉の友人が店の引き戸を開ける音がした。

下に降りて挨拶をする。
母から湯飲みを受け取って熱いお茶をすする。
そのうち恋人と恋人の友人が食べに来る。
家族と友人たちで軽い談笑。
楽しい時間だった。

引き戸が開いて自分の会社の上司や同期が入ってきた。
黒いスーツ姿が決まっている。
仕事の時間だ。
自分もジャケットを羽織って店を出た。

今回の仕事は電車の調査。
駅の外見はペットショップだ。
上司たちとぞろぞろ入っていく。

駅の中にはチーターが2足歩行。ペンギンがペタペタと歩き。頭はマグロ、体は人間。
様々な種類の動物が忙しなくそれぞれの目的地に足早に歩いていく。
皆が黒いスーツ姿だ。

会社の人間とチームで別れ、種類別の列車に乗る。
自分と同期と先輩の3人はチーター列車に乗る。
座席は3人並んで真ん中に座った。
発車時間のベルが鳴りドアが閉まる。
東京メトロの地下鉄のにおいがした。
列車が静かに動き徐々に速度を上げていく。

がたたんがたたん。
線路のリズムにうとうとしてきた。
すると背中からゴォッという音と共に背中から圧を感じた。
違う列車とすれ違っているらしい。
同期が窓の外を見ながら「あ、深海列車じゃないですか」と声を上げる。
自分も窓の外を見た。
カツオやカジキの顔を持った人たちが見えた。
先輩が「あの列車は深海の空気圧で血圧がおかしくなるんだ、しんどいんだ。」と苦そうな顔をする。
そうだ。あの列車はとても苦しい。自分も乗ったことがあるからよく知っている。
思い出しながら眺める。
窓の外の深海列車は下降しながら暗闇の中、離れていった。

気づくと仕事は終わっていた。
家に帰り店のカウンター席に座ってお茶をすする。
家族たちの姿が見える。
自分の会社の人たちも仕事終わりの食事を楽しんでいた。
楽しい雰囲気の中、父がお店をたたむと言った。








目が覚めた。

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ちょうさゆめ