楝色のゆめにっき、

こちらは記録した夢をぽろぽろとこぼしていきます。自分の環境を小話も落としていきます。

こばなし。(4)𓁟

こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
今回の楝のこばなし

 

 毎晩泣いて謝りながら夜を過ごしていた自分はミス以外に最大の悩みがありました。

 

それは「居眠り」です。

 

社会人あるまじき行動ですよね。

ものすごく悩みました。

眠らないように夜の8時には寝る。栄養ドリンクを飲む。タブレット菓子をいくつも口に放り込む。自分の手にボールペンを刺す。トイレに何度も行く。自分の尻や太ももをつねる。清涼感の強い目薬を何度も目に刺す。ブルーライトカット眼鏡をはずす。昼休みは食べずに寝る。カフェイン飲料をたくさん飲む。…etc

 

ネットの情報を調べ上げ、痛みや刺激はすべて試しましたが克服することができませんでした。(今も克服できていません。情けなく、恥ずかしい話です。)

 

もちろん、上司にも注意されました。当然です。

情けない話、死んだほうがいいのではと思うくらい悩みました。

 

こちらは余談ですが伸びをして眠気を覚まそうと試したところこちらも上司に注意されました。「ここは伸びをするような職場じゃない、考えて」と。

ですが自分は忘れません。上司のデスクにあった肩叩き用の機械があるのを。

 

さて。

悩んだ末、無料の人生相談に電話することにしました。

あまり覚えてはいないのですが、電話する時、とても緊張し恥ずかしく電話口の相手に笑われたらどうしよう、こんなことは悩みにもならないのかもしれない。と考えていたのは覚えています。

出ていただけたのは30~40代くらいの女性の方でした。自分の情けなく、拙い話でも悩みを聞き取っていただけたのが「プロってすごいな…」と素直に感じました。

女性は「恐らく夜の睡眠時間の間にも体が緊張状態が解けていない。常に起きている状態。身体に疲労が溜まっていくから、身体が少しでも休もうとして居眠りをしてしまうのではないか。」と答えを出してくれました。

 

自分は「あぁ、なるほど…」と、ストンと納得したと同時に恥ずかしく、わかってもらえたことが嬉しくなりました。

そして、緊張状態という言葉ですぐに職場のことが頭によぎりました。自分は人をすぐに信用してしまうところがあり、自分が悲しくなりました。

 

 

 

そして、このままではいけない。

居眠りなんかの悩みなんかで死ぬわけにはいかない。

自分じゃない同い年はみんな働いている。

年下の同期も頑張っている。

誰もが資格を持って働いている。

誰もができる仕事だ。

父はそろそろ定年だし姉も母と祖母の介護のために退職をした。

働ける人間は自分しかいない。

お金は自分が入れるしかない。

こんなことで立ち止まっちゃいけない。

頑張らなくちゃいけない。

頑張らないとだめだ。

 

 

 

 

 

次の日。

自分は職場に午前休みを電話で伝えて、都内某所にある心療内科クリニックの戸を叩きました。