楝色のゆめにっき、

こちらは記録した夢をぽろぽろとこぼしていきます。自分の環境を小話も落としていきます。

✦⑩ゆめ

こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
今回の楝のゆめ


青い空。あまり強くない日差しの中。
運動会に出ている。
入場の行進や宣誓を終えて各々の座席に座る。
自分は赤組だった。
小学生の体操服を着ていた。
胸には大きく自分の名字が書かれている。
中高の友人たちと応援していた気がする。

次の種目は大玉転がしだ。
自分はコースの上に立って一人で大きな赤い球を転がす準備をする。
スタートの合図のピストルを誰かが掲げた。
その瞬間自分の体が浮いた。
何かに体を捕まえれてる。

大蛇だ。
大蛇が自分を咥えて降りまわす。
椅子がひっくり返される。
会場内はパニック。
悲鳴が耳に届いた気がした。
自分は声を上げる暇もないほど振り回される。
床に打ち付けられる。
ぶんぶんと振り回される。
痛い。
涙が流れた。
振り回されている目の端に。
母が見えた気がした。






目が覚めた。

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だいじゃゆめ、

✦⑨ゆめ

こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
今回の楝のゆめ


実験動物の夢。
自分には兄弟がいる。
兄が3人。姉が1人。
自分は末っ子。
孤島で暮らしてる。島民がいるかは知らない。
研究施設なのか真っ白な部屋にいる。
天井は高く、床も広い。
扉がひとつ、壁の真ん中に設置してある。
扉の下には無機質な梯子がおろしてある。

怪物出てきて友達?を助ける。
危機一髪なことだけわかった。
必死だった。
逃げるなら今しかないと思った。

場面が変わった。

自分はモルモットである。
なんの研究なのかは知らない。
なぜモルモットにされたかも知らない。
研究者の父と助手の母にモルモットにされる。
自分は4回進化をする。
いつも苦しいのは知っている。
4回目までは成功していた。
毎回5回目の進化で失敗していた。
失敗すると最初からやり直し。1回目の状態に戻ってしまう。

だけど今回は違った。
失敗したので外に捨てられた。
雨が降っていたのは知ってる。
でも最初の状態に戻らなかった。
直った。
もう一度5回目。


今は逃げ出せた未来なのか、過去なのかわからない。
気持ち悪い。
自分は目玉一つだけになった。
自我がある。
三者視点になる。
瞳の中はハートだった。







目が覚めた。

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じっけんどうぶつゆめ

こばなし。(8)𓁟

こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
今回の楝のこばなし

 

 

 

クリニックの日。
先生からは抑うつ状態である、と血液検査の結果、バウムテストの結果でも示されたと告げられました。

結果を聞いて、薬を処方してもらい暫くクリニックに通うようになりました。会社がクリニックの近くにある、電車を使って通勤をしていたことなどを踏まえて、自分は特定の列車や駅に行くことができなくなりました。

 

自分が通院生活を送っている間にも母の手術日になりました。自分は毎日のように母のもとへ通いました。初めて休職をしてよかったな、と思っていた気がします。母の手術は成功、状態も徐々に改善されていき、退院もすることができました。

 

クリニックに通い始めて1ヶ月経った頃。

処方していただいた薬は効果が弱く、漢方じゃない薬は体に残る、と家族が心配し病院を探してくれました。

自分としては、母が少しでも安心できれば何でもいい。という考えでした。人任せかとも思われますが自分の中では「母の考えが第一優先」でいたのです。

こばなし⑵でも記述しましたが、末期癌な母の希望をできる限り叶えたいと思っていました。

outi63.hatenablog.com

 

それからは、クリニックに紹介状を書いてもらい、入院施設がある病院のほうでお世話になることになりました。現在もお世話になっています。

変えたことで新たな発見もありました。

クリニックの女医さんからの診断は「抑うつ状態」

病院の先生からの診断は「ADDと鬱状態である」

自分はADDだそうです。

23年間生きてきて信じられませんでしたが当てはまる箇所が結構ありました。

物事の好き嫌いや得手不得手がはっきりしている、時間に縛られることが苦手、聴覚過敏、etc...

憶測なのは、精神状態が安定しない限り検査ができないとのことです。

今は精神状態を安定させるために薬の量を調節している最中なので、検査ができる日が待ち遠しいです。(遠い目)

 

と、様々な新発見や激しい変化を体感している今日。

自分が処方していただいているお薬にADHDと鬱に効果のあるものがありました。

おそらくそれが夢を見る大きな原因だと感じています。

感想としては、夢を覚えてるくらい眠りが浅いです。

天気や、体と心の状態がバラバラで寝ているのがしんどい日も多々あります。

でも飽きるほど様々な夢を見ます。

読んでくださる方がいらっしゃるなら、自分の夢を楽しんでいただけたらなと思います。

 

長々と読んでいただきありがとうございました。

✦⑧ゆめ

こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
今回の楝のゆめ


ファンタジー世界に迷い込んだらしい。
自分は女学院の生徒だ。
年齢は高校生くらいだろうか。
いつもと違う自分の姿を鏡で見て驚く。
銀髪に黒く細いリボン。
淡い青色のジャンパースカートに白いハイソックス。

学年は一つだけ。
クラスも一つだけ。
「おはよう」という言葉だけで朝なことが分かる。
引き戸の扉が開いて2人の生徒が入ってきた。
一目見て姉弟とわかる。
女学院なのに「姉弟」と呼ばれる女がいる。
女の子を「弟」と呼ぶことに疑問を持ったことは無い。
特別な契りを交わしてることしかわからない。
姉は小さく、金髪のツインテール
弟は大きく、水色のショートボブ。
対照的である。

クラスの生徒の数人が2人に声をかける。
仲がいいらしい。
チャイムがなった。
先生らしい女性が教室に入る。
クラス一同の視線が先生に集まる。
この学院では先生と生徒で争っていることがある。
その原因は知らない。
敵意に満ちた教室で一日が始まる。

ある日、先生の弱みを握ったことに成功した。
自分はとても喜び、これで一泡吹かせることができる。と心の中でガッツポーズをしていた。
翌朝。
生徒数人と姉弟と共に先生に立ちはだかり弱みをもとに交渉を呼びかける。
しかしそれは先生の企みによって出来た弱みだった。
掌の上で踊らされていた。
全員絶望した。
絶望した中で一人の首が飛ばされる。
悲鳴と赤い花から血の雨が降る。







目が覚めた。

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じょがくいんゆめ

こばなし。(7)𓁟

こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
今回の楝のこばなし

 

 

薬物大量摂取をした自分。

これで安心して寝れる、と期待して布団に入りました。

悪夢の始まりでした。

 

薬を飲んで数十分。

なかなか寝付けないことに少しの疑問がだんだんと大きな不安に変わっていきました。

薬を摂取する前よりも大きな不安の波にのまれました。

そして、暗い室内の中で大きな塊が自分を笑うのです。

近づいて怯えさせて楽しんでいます。

幻覚の始まりでした。

上司の言葉が頭の中で響きます。

カーテンの隙間から化け物が自分に襲い掛かります。

ベッドの上から動けませんでした。

怖くて布団を頭からつま先までかぶせて蹲りながら泣いていました。 

ずっと謝っていました。

何に対してかはわかりません。

ただ謝らなくちゃいけない、と強く思いました。

許してくれる人はいません。

 

何時間そうしていたかわかりませんが気づいたら両親と姉が部屋の中にいて自分の体を伸ばそうとしていました。

大声で泣き叫んでいたそうです。

気づけば喉は枯れていました。

落着きはしたものの、自分は終始「怖い」「許してもらえない」とつぶやいていました。

怪物や上司は消えて、頭の中では酩酊状態でした。

時計を見れば深夜3時。家族に申し訳なく思いました。

両親は24時間受け付けている薬物相談のところに連絡をしていました。

自分はその間,頭痛に悩まされながらトイレで透明な体液をずっと吐いていました。

 

なんとかすべて落ち着きを取り戻し、気づけばいつのまにか寝ていたのか朝でした。

頭痛が消えないうえ、食事はとれませんでした。

父は会社に行き、母と共にいました。

自分は「自分が情けない。あいつのせいだ。」と話すと母はそっと自分の背中を抱きしめ「私も許せない。私の子をこんなにして。」と共に泣いてくれました。2人でしばらく泣いていました。

 

そのあとは母に車で送ってもらい、予約時間にクリニックに行き、昨晩おこったことを話しました。母も同席していました。

先生は「まず体中の薬の成分を抜かないといけない。今の状態で処方箋は出せないから違う病院で胃洗浄をしてもらってくれ。」と言われました。

それと一緒に血液検査とバウムテストを行うことになりました。

最近はすごいですね。血液で鬱状態かわかるそうです。

次週の予約をしてその日は帰りました。

 

次の日、近くの病院で胃洗浄の外来診察をお願いしました。

血液を採取され、結果からは体からは抜けていると診断されました。

家に帰宅し、自室にて暫く「これからどうなってしまうのだろう…」とベッドに腰かけて考えていました。すると携帯が鳴りました。

会社からです。

見た途端、寒くもないのに体ががたがたと震え、熱くもないのに体中がじんわりと汗をかいていました。出れませんでした。数コールしたあと、着信音は鳴りやみました。

 

上司の言葉や怖さから1階に降りました。両親の姿を見た途端ぼろぼろ涙が出ました。

両親は「どうしたどうした」と聞いてくれました。

会社から電話が来て怖かったことを話すと「もう出なくていい」と言ってくれました。

安堵するのもつかの間、次は家の電話が鳴りました。

なんとなく会社からなんだと察しました。

父も察してくれたのか受話器を取ってくれました。

淡々と父が答えていました。書類のことでしょうか。

最後、話が終わると父は「あの、うちの子そちらのせいでおかしくなっちゃったんですけど」と言いました。

謝りたくなりました。情けなかったです。自分で選んだ会社、自分で決めた選択。

人に尻を拭いてもらっている人間。

23歳、年齢と身体が相応じゃない。23年間何をしてきたんでしょう。

 

それから自分は電話やインターホンというものをとれなくなりました。

✦⑦ゆめ

こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
今回の楝のゆめ


父親が和食の小料理屋をやっている。
母は手伝いとしてホールにいる。
自分は2階で恋人を待っていた。
夕方になり姉と姉の友人が店の引き戸を開ける音がした。

下に降りて挨拶をする。
母から湯飲みを受け取って熱いお茶をすする。
そのうち恋人と恋人の友人が食べに来る。
家族と友人たちで軽い談笑。
楽しい時間だった。

引き戸が開いて自分の会社の上司や同期が入ってきた。
黒いスーツ姿が決まっている。
仕事の時間だ。
自分もジャケットを羽織って店を出た。

今回の仕事は電車の調査。
駅の外見はペットショップだ。
上司たちとぞろぞろ入っていく。

駅の中にはチーターが2足歩行。ペンギンがペタペタと歩き。頭はマグロ、体は人間。
様々な種類の動物が忙しなくそれぞれの目的地に足早に歩いていく。
皆が黒いスーツ姿だ。

会社の人間とチームで別れ、種類別の列車に乗る。
自分と同期と先輩の3人はチーター列車に乗る。
座席は3人並んで真ん中に座った。
発車時間のベルが鳴りドアが閉まる。
東京メトロの地下鉄のにおいがした。
列車が静かに動き徐々に速度を上げていく。

がたたんがたたん。
線路のリズムにうとうとしてきた。
すると背中からゴォッという音と共に背中から圧を感じた。
違う列車とすれ違っているらしい。
同期が窓の外を見ながら「あ、深海列車じゃないですか」と声を上げる。
自分も窓の外を見た。
カツオやカジキの顔を持った人たちが見えた。
先輩が「あの列車は深海の空気圧で血圧がおかしくなるんだ、しんどいんだ。」と苦そうな顔をする。
そうだ。あの列車はとても苦しい。自分も乗ったことがあるからよく知っている。
思い出しながら眺める。
窓の外の深海列車は下降しながら暗闇の中、離れていった。

気づくと仕事は終わっていた。
家に帰り店のカウンター席に座ってお茶をすする。
家族たちの姿が見える。
自分の会社の人たちも仕事終わりの食事を楽しんでいた。
楽しい雰囲気の中、父がお店をたたむと言った。








目が覚めた。

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ちょうさゆめ