楝色のゆめにっき、

こちらは記録した夢をぽろぽろとこぼしていきます。自分の環境を小話も落としていきます。

こばなし。⑶𓁟

こんにちは。
こんばんは。
おはようございます。
今回の楝のこばなし




一日をいかに指摘されずどう過ごすかを考えていたある日のこと。

母が再入院をするということを家族から知らされました。
理由としては母の蓄膿症が、がん細胞と結びつきガスが溜まって虫歯が悪化した、と。
大学病院の先生に詳しく診察してもらうと、虫歯を直したとしてもガスは逃げ道が無く溜まり続ける。
なので手術をして鼻の横の骨に穴をあけてガスを排出できるようにするという内容であった。
母は、顔に傷を作るのでは。もし眼球が傷ついて見えなくなったら。とすごく不安そうだった。


不安でいっぱいの母に少しでも寄り添えることができるよう、自分はすぐ上司に手術日に休暇を取らせてほしいと相談しました。
上司はすごく心配そうに快く許可を出してくれた。日頃のことを思うとすごく気持ち悪かったなぁ。

それから数日後

会社のほうで半年研修という新入社員を集めて再度知識を振り返るというイベントがあった。研修の後は人事部の社員と面談をすることに。
自分は思い切って今までの上司から言われたこと、自分の改善・対応の仕方をお話ししたうえでアドバイスを求めた。
すると社員からは「新人だからわからないこともあるわよね。大丈夫、あなたの今のやり方を通して大丈夫よ。」と空気のような言葉をもらった。
自分はまだ入りたてと甘えていたのか?
やる気が足りなくて自分のとらえ方の問題なのだろうか?
そもそも何を聞いて大丈夫と言っているのだろうか。
そのあとお話しても自分の頭の中には「転職」の二文字しか浮かんでこなかった。


自分は、こらえ性のない人間であると思う。
ポーズだけ。言葉だけ。知っているふりだけ。
自分から理解しようと走っても上司たちは教育を仕事としていないため見て見ぬふり。
自分を ”社会人” とは思えなかった。


実際、自分の部署には2人の上司しかいない。
30年物の上司と3年物の上司。毎日2人で仕事をこなしてきた。2人だけで。
そこに新人が入ってきた。使えない新人。何度も同じことを聞く。メモを取っているくせに整理をしない。やることは数学みたいに基礎がある。だから顧客によって応用するだけ。なんら難しいことはない。上司の自分たちもやってきたのだから。新人にかまってる暇なんて無い。

新人が「教えてください。」とメモを片手に持ってた。
「もう5日目なのに同じこと何度も聞かないで。」と言ったら謝っていた。
新人が「わからないから、合ってるか確認がしたいです。」と聞いてきた。
「なんで聞くの?」と言ったら帰っていった。
新人がミスをした。
「あなたのルールでやらないで。わからないことは聞いてって言ったよね。」と言ったら黙っていた。






自分は、何をするにも自信がなくなって謝りながら毎晩泣いて過ごした。